ドイツで見つけた酸っぱいパンロッゲンブロードRoggenbrot ロッゲンミッシュブロートRoggenmischbrot

美味しすぎて忘れられない。
5年以上前、
旅行で訪れた北欧・・・
コペンハーゲンで食べた酸味のある酸っぱいパン。

日本に帰ってから探したけど、
結局これといったパンが見つかりませんでした。

ドイツにも酸味のきいたパンがあるらしく、
見つけたいんですよね。

が・・・

ドイツは世界で一番パンの種類が多い国。
ありすぎて、どれを選んでいいか分からない。。。

ドイツ語もまだイマイチ分からないので、
とりあえず、何か適当に選んで食べてみることに。

一番最初に選んだのは、

買ってから

Was ist das?
これは何ですか

と聞いたら、

ポテトですって。

はずれた。
これ絶対、酸っぱくないやつだよ。

とりあえず、買って帰って、
夕食のフォアグラと一緒にいただきました。

パン屋さんで注文する時は、

Ich möchte das. (イヒ　メヒテ　ダス)
＝これが欲しいです。

次のトライ！
別のパン屋さんで、
これくださいといえる距離にパンがなく、
仕方なく、
（ドイツ語力がないので・・・）
指さしが大丈夫なように、グーグルで単語を調べました。

ロッゲンブロードRoggenbrot・ロッゲンミッシュブローRoggenmischbrot

どうやら、ライムギで作られた
ロッゲンブロード　 Roggenbrot　か
ドイツ人に一番人気のロッゲンミッシュブロート　 Roggenmischbrot　が酸っぱそう。

結局、そのお店にはどちらもなく、
おばさん曰く、
Vollkornbrot（全粒パン）が似ているらしい。

あっ、これも酸っぱい。
でも何か違う・・・・

１つ250gより小さな小型パンは、
「ブロートヒェン（Brötchen）」や「ゼンメル（semmel）」と呼ばれ、
大型パン「ブロート（Brot）」とは明確に区別されています。

小麦粉を90％以上使用して作られた種類

小麦粉を90％以上使用して作られた種類。ヴァイツェンブロートまたは小麦粉を50～89％使用して作られた種

小麦粉とライ麦粉を同じ分量だけ使用した種類。
小麦粉により中はしっとりとしており、サワー種のほんのりとした酸味を持っている

ライ麦を50％～89％使用して作られた種類。小麦粉よりもライ麦粉の割合が多くサワー種が使われるため、程よい酸味が感じられる。

ライ麦粉を90％以上使用したパン。ライ麦粉の割合が高くサワー種が使われるため、酸味が強く感じられる。

１つ250gより小さな小型パン
「ブロートヒェン（Brötchen）」や「ゼンメル（semmel）」

ライ麦が多いものから順に以下の5種類に分類されます。

ブロートヒェンなどシンプルな白パン：チーズ、ハム、トマト、ゆで卵など
ライ麦と小麦のミッシュブロート Mischbrot ：クワルク＋ラディッシュ、生ハム、サラミなど　※アウフシュニット（※多種多様なスライスソーセージの総称）
プンパニッケルなど個性の強い黒パン：クリームチーズ＋スモークサーモン、レバーヴルスト＋ピクルス